脳の使い方を変えるWeメソッド®WSC ホールシステムコーチング®Whole System Coaching

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美腸とコーチング

2021.01.01

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最近、「腸活」が流行っています。
腸はこれまで未解明の領域が多くありましたが、近年の研究により、私たちの
身体の中で様々な機能を担っていることが分かってきています。
美腸を保つことが、私たちの人生にどのような影響を与えるのでしょうか?
その影響についてまとめてみました。

1.腸の働きとは

みなさん、腸が私たちの身体の中でどのような役割を果たしているか知っていますか?
最近の研究から、食べたものを消化する以外にも様々な役割を果たしていることがわかってきました。

(1)第二の脳
腸には約1億個の神経細胞が存在し、これは脳に次ぐ多さです。
また、脳ではなく腸自身が判断をする場合もあることがわかってきており、
「第二の脳」と言われています。

(2)全身のあらゆる場所に影響を及ぼす
脳と腸は迷走神経を通じて双方向で連絡を取り合う「脳腸相関」の関係にあります。
そのため、腸内の状態は脳を通して全身のあらゆる部位に影響します。
例えば、一見、腸とは関係なさそうな心臓や肺にも影響を及ぼしています。
・心臓:腸内に不調があれば、心拍数を上げ下げして血流をコントロールする
・肺:腸に問題があれば呼吸が浅くなったり、呼吸を整えることで腸のぜん動運動を
サポートするなど密接に連携

(3)幸せホルモンの約9割は腸でつくられる
幸福感との関連があることから「幸せホルモン」と言われているセロトニンの9割は
腸管でつくられています。

このとおり、腸の健康状態は私たちの身体とココロの双方の健康に
大きく関係していることがわかってきています。

2.腸が不調になるとどのような影響が出るのか?

では、腸が不調になると、私たちの身体やココロに具体的にどのような影響が生じるのでしょうか。
便秘や下痢はすぐに思いつくと思いますが、前述の通り、腸は様々な臓器と密接に連携しているため、それ以外にも多くの影響が出ます。

例えば、がんなどもその1つだそうです。婦人科系がんに影響すると言われている「エストロゲン」の過剰な増加には腸内細菌が深く関係しています。そのため、腸内環境が乱れると、発がんリスクが高くなります。また、腸内で悪玉菌が増殖すると肝臓がんや大腸がんを引き起こすリスクが高まります。

また、うつ病や自閉症にも影響があると言われています。大腸の中で生成されるたんぱく質の一種が過剰発生するとパーキンソン病や認知症を招くことが最近明らかになってきています。また、うつや自閉症・パーキンソン病の患者には便秘が多いというデータも報告されています。

上記以外にも食欲不振、肥満、むくみ・冷え性、肩こり、不眠、無気力、慢性疲労、イライラ感、など様々な悪影響を及ぼすことが分かってきています。

3.腸とコーチング

(1)腸とコーチングの関係
「自歯とコーチング」でも言及している通り、コーチはまず自分が整っていることが非常に大切です。腸内環境が乱れると、前述通り、様々な健康上の問題が発生します。

また、健康上の問題が発生していなくても、「呼吸が浅くなる」「無気力」「イライラ感」などを感じている状態では、クライアントやその場に集中することができません。

つまり、身体もココロも健康な状態でなければ、よいパフォーマンスは発揮できないのです。
そのため、コーチとして自分自身を最適な状態にマネジメントする上でも「美腸」を保つことは欠かせない要素ですね。

(2)腸から考えるコーチとしての在り方
腸が不調になれば、周辺の臓器にも不調が生じ、逆に整っていると周辺の臓器も健康を保てます。
私たちの体内におけるこの「腸」の存在は、社会におけるコーチの存在・在り方と捉えることもできるのではないでしょうか。

コーチ自身がまず健康で整った状態を保ち、自らの人生を輝いた姿で生きることを体現することによって、クライアントや周囲の方々に対してポジティブな影響力を発揮し、社会をよりよくしていく機能を果たす。

コーチとしてコーチングセッションの中でパフォーマンスを発揮するにとどまらず、普段の行動から良い影響を与えられる在り方を目指していきましょう。

4.まとめ

「美腸」を保つことが、私たちの身体とココロを健康に保つ上でどれほど重要な要素かをおわかりいただけたでしょうか。

私も少し前に腸活を行いました。お通じの改善や疲れが溜まりづらくなるという体調の変化を感じたことはもちろん、正しい姿勢を取りやすくなったり、肌艶が良くなるという効果も感じました。それにより、周囲の人から、「元気だね」「良いパワー発揮してるね」と言われることが多くなりました。見た目のプレゼンスが整ったということですね。
腸を整えることにより、コーチとしての在り方も自然と整うことを実感しました。

実は腸内環境は何もしなければ加齢とともに悪化していきます。特に60歳を過ぎると、腸内細菌の組成が変化し、悪玉菌が増加・善玉菌が減少することによって急激に衰えていきます。

今から、食生活や適度な運動を意識し、「美腸」を保つことで充実した人生を目指していきたいですね。

記事の著者

吉岡 恵Megumi Yoshioka

  • WSCコークリエイター
  • 国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)
  • ホールシステムコーチング®認定プロフェッショナルコーチ

システムエンジニアを経て、企業向け人材育成・組織開発に従事。
次世代経営者育成を中心に、様々なプロジェクトの企画・設計・運営実績を持つ。
現在は独立し、脳科学や心理学をベースとしたアプローチで組織開発・人材育成を行うとともに、研修講師としても活動している。