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アウトプットが世界を変える

2020.12.01

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近年はYouTube、Instagram、Facebook、Twitter、blogなど、10年前より企業・個人を問わずアウトプット (情報発信)する機会が増えてきたように感じます。
アウトプットすることで、受け手の中に感情や思考の変化が起こり、そして受け手からのフィードバックで自身も影響を受け成長します。 
アウトプットは、取り巻く世界に影響を与え世界を変えていく力があります。

今回は、アウトプットが世界を変えるとはどういうことか? 
アウトプットの意味と、その方法についてまとめました。 

1.インプットとアウトプット

インプットとは頭の中に情報を入れること、アウトプットとはその情報を外に出す作業と定義できます。
勉強で言うとインプットはテキストを読む、聞くこと、アウトプットとは、話す、書く、行動することです。

効果的に成長するためのインプットとアウトプットの比率は、どれくらいがベストなのでしょうか?
インプット3割:アウトプット7割の比率がベストのようです。
例えば、10冊の本を読んでインプットしただけの人と、3冊の本を読んで3冊とも人に内容を話したり、メモを取るなど、実際に行動してアウトプットする人とでは、アウトプットする人の方が記憶に残ります。

2.アウトプットが世界を変える

インプットすると知識は増え「新しいことを学習したぞ」という達成感はあるかもしれませんが、
そこで終わりです。
インプットした情報を元にプレゼンする、営業する、モノをつくる、サービスを提供するなどの価値ある
仕事を行うことは、良いアウトプットともいえます。
アウトプットし価値を創り出していくと、フィードバックも集まり、さらに個人・組織としても成長していきます。
そして、良いアウトプットを続けていくと、周囲との信頼関係も深まり、あなた自身の成長や、リーダーとしてもポジティブな結果が連鎖していくことでしょう。
あなたや、あなたを取り巻く世界は変化しているはずです。

3.アウトプットの具体的方法 

では、アウトプットにはどのような方法があるのでしょうか?
私自身がやってみて、世界が変わったと感じた3つの効果的な方法について説明します。

①誰かに話す
以前話し方セミナーで、人に話を伝えたいときは100回練習するよう教わりました。
そうすると、話の物語(ストーリー)が映像化されて自分の頭に入るので、文章で覚えるより、忘れにくくなります。

そして、繰り返し話すことで話の精度も上がり、自分の考えや自分の言葉で話すようになります。
話し手の精度が上がっていくと、フィードバックの精度も上がり、相手や自分への影響力も増していきます。

②行動する
セミナーや本など、学んだことをやってみる。
早起きが良いと学べば、今より早く起きてみる。
書き出すアウトプットが効果的と教えてもらったら、とにかく書き出す作業をやってみる。
取引先から改善点の指摘があれば、改善案を提出する。
行動というアウトプットしてみることです。
始めはぎこちなくても、やり始めると上手くできるようになります。
上手く行かない時は、改善すればよいのです。

③講師をする(教える)
講師として、学んだことを教える。
人に教えるためには学習、調査、整理、練習を行います。
さらに、講義を受けた人からフィードバックがあり、改善点も見えます。
時には自分よりキャリア、年齢が上の方にも教える時があります。
職場であれば、上司にプレゼンすることもあるでしょう。
誰かに教える時は、手は抜けないし、適度な緊張感もあります。

そして、講義を受けた人たちが変化成長し、私たちの世界観も変化していきます。

講師をするとは、学び・話す・フィードバックを受ける最高のアウトプットだと感じています。

4.コーチングとアウトプット

アウトプットをコーチングのテーマにすると、アウトプットのスピードが上がります。

コーチングを受ける5つのメリット
1.考えをコーチに話すことで、頭の中が整理され、新しい発想が生まれる。
2.コーチからのアプローチにより、自分だけでは偏ってしまう思考が全方位的に広がる。
3.コーチからのフィードバックがある。
4.コーチングを受けることで、アウトプットする意味や価値が自分の中で明確になる。
5.期限が明確になる。

私自身コーチングを受けることで、一年後に計画していた東京でのセミナーが2ヶ月で成功することができました。
コーチングの成果として、10ヶ月の期間短縮になりアウトプットするスピードUPに成功しました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「アウトプットは世界を変える」とは、まず自分自身が変わる。そのように感じます。
これからは、企業・個人を問わずアウトプット (情報発信)する機会が今まで以上に増えてきます。
アウトプットには、取り巻く世界に影響を与え世界を変えていく力があります。

2020年はコロナウイスル(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)で、世の中が大きく変わりました。
そんな2020年もあと1ヶ月を切りました。2021年に向けて何か一つ、アウトプットをはじめてみては
いかがでしょうか?
きっとあなたの世界観や、周りが変化しはじめることでしょう。

記事の著者

山本 貴史Takashi Yamamoto

  • WSCコークリエイター
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
  • ホールシステムコーチング®︎認定プロフェッショナルコーチ