脳の使い方を変えるWeメソッド®WSC ホールシステムコーチング®Whole System Coaching

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世界が共感したWeメソッド(ICFカンファレンス)

2018.11.09

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2017年8月25日 Washington D.C.にて ICF CONVERGE17 が開催され、アジア人で
唯一のスピーカーとして、WSC代表の生嶋幸子コーチ(MCC)がスピーカーとして登壇しました。

世界が共感したWeメソッドとはどの様なものだったか、コークリエイター(パートナー)として
同行した、私の体験をシェアします。

1.ICF CONVERGE17とは

Convergeと言う言葉には、さまざまな方向から一点に集中するという意味があります。
ICF CONVERGE17とは、ICF(国際コーチング連盟)に加盟する世界中のコーチが集結し、コーチングを
通して交流し学ぶ世界最大のコーチ大会の事です。

The important and difficult job is never to find the right answer, it is to find the right question.
(コーチにとって最も重要で難しいことは、クライアントに対して正しい答えを見つけることではなく正しい質問をすること)

そして、基調講演Opening KeynoteのHAL教授の言葉から、カンファレンスは始まりました。

そして、パーティーや4テーマ別の分科会式セミナーが3日間あり、62か国、1600名以上の
コーチが集まる大規模なものでした。

開催地がワシントンDCだったので、アメリカのコーチが圧倒的に多く感じました。

2.We Harmony(We ハーモニー)の共創

2017年8月25日(金)10:30-12:00
講演テーマ(ワークショップ)『HARMONY:HOW DO WE CREATE IT?』

内容は、Weメソッド(R)と日本の心技体を通してアクティビティ(実習)からチームコーチング
を体験し、We Harmony (We ハーモニー)を共創するという内容です。

私たちコークリエイターも日本チームらしさを出すため、ハッピを着て、サポート!
キャッチフレーズは、【法被(ハッピ)でハッピー!】

当日、180名入る会場は、ほぼ満席。受講者の関心の高さを感じました。

ワークショップの中盤、会場の雰囲気も和んできたころ、
WSCお決まりのあのルーティン
「WE~ COACHING!!」を会場の皆さんと一緒に行いました。

英語圏で、「WE~ COACHING!!」が受け入れられるか心配でしたが、
さすが皆さんコーチ!
ノリノリで我々と共に、「WE~ COACHING!!」を行いました。
まさにWe Harmony(We ハーモニー)の共創を感じました。

そして、1人を4人が持ち上げるという5人組のアクティビティ(実習)です。


↑ちょうどこんな感じで持ち上げます。

このアクティビティ(実習)は4段階でワークを行います。
A. 話し合い(ディスカッション)なしで行う。
B. 話し合い(ディスカッション)を行う。
C. 呼吸を整える(マインドフルネス)
D. WEメソッドで行う
(I or You Stage ⇒ We Stageへ)

受講者の皆さんは、始めはなかなか上がりませんが、話し合い(ディスカッション)を行い、呼吸を整えていくと何組かは上がり始めて行きます。

私もワークに参加していましたが、実はまったく英語ができません(笑)
そんな中、話し合い(ディスカッション)を行い、呼吸を整えていくと何とか上がりました。

さらにWeメソッド(R)で話し合い(ディスカッション)を行いました。
ここは、全員コーチ。言葉は伝わりにくくても、非言語のWe メソッドで
チャレンジです。

お互い目を合わせ、首を大きく縦に振り、タイミングを合わせて行き、気持ちを一つに、力の入れ具合を調節して・・・
「1.2.3~」に合わせてゆっくり上げる。 これがめっちゃ上がりました。
会話が伝わりにくくても、創り出せる一体感を体験しました。
私たちでWe Harmony(We ハーモニー)を共創できた瞬間でした♪

3.世界が共感したWeメソッド(ICFカンファレンス)

『HARMONY:HOW DO WE CREATE IT?』 最後の質疑応答では、
Weメソッド(R)への質問が相次ぎました。

コーチングでは、一般的に「I(私)」から始まるコーチングが世界の主流と感じました。
I or You Stage ⇒ We Stage(WeにIが含まれる)と言う感覚は斬新に映ったようです。
そして、ワークショップに参加された皆さんは、頭で理解するには時間がかかりながらも、
ワークで体感したWeメソッド(R)については大いに共感されたように感じました。

そして、最後にはスタンディングオベーションにて幕を閉じWeメソッド(R)が世界中の
コーチ達の共感を得たように感じました。

まとめ

Weメソッド(R)とは、ものすごくカンタンに言うと主語を「私たち」に変えることです。

わたし自身、Weメソッド(R)を体験しました。
「どうすればさらに私たちは良くなるのか?」と質問を受け、
営業マンとして個人が成長すれば、会社の売り上げも伸び、さらに雇用を生み、
税金を多く収める。そうする事で、地域への貢献にもつながる。
私が成長すると、家族・地域・社会・国へも少なからず、良い変化をもたらすと気づいたのです。

Weメソッド(R)(私たち)の中には、自立・自活した「私」が存在するのです。

記事の著者

山本 貴史Takashi Yamamoto

  • WSCコークリエイター
  • 国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
  • ホールシステムコーチング®︎認定プロフェッショナルコーチ