脳の使い方を変えるWeメソッド®WSC ホールシステムコーチング®Whole System Coaching

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ホールシステムコーチング®とは

2018.11.03

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弊社オリジナルプログラム「ホールシステムコーチング®」について、エッセンスを簡単にお伝えさせていただきます。

さて、2003年にコーチとして独立してから今まで、多くの経営者の方とともに企業文化の改革、育成を通じて、問題解決に自走できる組織づくりを実践してきました。クライアントの企業規模は、大企業から中小企業までさまざまです。そして業種も製造業、サービス業、官公庁など多岐に渡っています。

皆さんもコーチングという言葉をお聞きになったことはあるかと思います。

「コーチ」にはどんなイメージをお持ちでしょうか?

1. 弊社オリジナルプログラムの特徴

コーチにもさまざまなタイプ(専門性)があります。アスリートを専門とするコーチもいますし、子育てや教育業界を中心に活躍するコーチもいます。そんな中、私は企業内での人材育成や社内改革でキャリアを積んできたので、自然と経営者や企業がメインステージになりました。

経営者の方は組織のトップとして多くを決断し、企業の繁栄のために努力を重ねますが、その中でいくつもの壁を乗り越える必要がありますし、ときに孤独を感じられ立ち止まってしまう場合もあります。そういった状況をコーチはパートナーとして理解し、「コーチング」を通して壁を乗り越えるサポートをさせていただいてきました。

弊社のコーチングモットーは「導く」ではなく、「ともに歩む」です。

ともに歩む=共創する(コークリエイトする)です。

私たちは、つねにチャレンジャーであり続ける。
コーチとは「つねにチャレンジを体現できる人」
を掲げています。

私自身、山登りを趣味として、登山好きの仲間を募りWSC登山部を立ち上げています。毎月1回、WSC登山部は、登山をしています。ひとりでは無理そうな険しい山もメンバーとともになら登頂できる、しかも笑顔で。弊社のコーチングはそのようなイメージです。
経営者の方とコーチがともに手をたずさえて問題を解決できる技術をつかんでいただき、次は組織の方へコーチングプログラムを導入、組織全体の変容をプロデュースさせていただくというケースで多くの実績を積んでまいりました。

2. ホールシステムコーチング®

それでは弊社が共同開発しましたオリジナルプログラム「ホールシステムコーチング®」を簡単にご紹介いたします。

「ホールシステムコーチング®」はコーチング、NLP(実践心理学コミュニケーション)、ポジティブ心理学、脳科学を融合し、弊社が独自に開発したプロコーチや社内コーチを養成するためのプログラムです。

2014年5月に国際コーチング連盟(ICF:本部アメリカ)から、日本で3社目に正式認定されました。
国際コーチング連盟に正式に認定されたグローバル・スタンダードのコーチ・トレーニング・プログ ラム(ACTP:Accredited Coach Training Program)です。プロコーチや社内コーチを目指す方に、このプログラムを提供、受講していただき、新しい時代を共創するコーチを輩出しています。

個人をホールブレイン(全脳)にコーチングし、そしてチームをひとつの脳ととらえて、システム全体にアプローチし、組織そのものをホールブレインとして機能する技術を修得します。

ホールシステムコーチング®で学んでいただくと、コーチ自身の脳の活用エリアを拡大することが可能になります。幅広い視野と思考でクライアントに接することができるようになり、クライアントを確実に目標まで導くスキルを身につけることができます。

現在、コーチとして活躍されている方がすでに持っているコーチングスキルを最大に増幅し、クライアントに提供することが可能になるパワフルなプログラムです。

※ホールシステムコーチング®は、国際コーチング連盟(ICF:International Coaching Federation)が定める「コーチの倫理規定」と「コア・コンピテンシー」に則ったプログラムです。

3.Weメソッド®

そしてこのホールシステムコーチング®のベースとなるのがWeメソッド®という考え方です。このWeメソッド®をとても簡単に説明すると、物ごとを考える主語を「私」ではなく「私たち」と置き換えることになります。

成長する人や組織は、置換能力に優れています。
置換能力とは、個人と組織の成功体験や失敗体験の共有を図り、

「私たちは何がうまくいったのか?」
「私たちの成長のために、私はどのように行動するか?」
「どうすればさらに私たちは良くなるのか?」

と主語を「私たち」に変えて、次に活かせる知恵や資源に置換し、自ら行動に移せる能力のことです。
人が行動変容できないのは、脳の使い方のクセだと考えられています。コーチングの会話で、相手の脳の使う領域を2ブレイン(右脳と左脳を個別に使っている)からホールブレイン(全脳)につながりをつくっていくことで、行動変容につなげていきます。
主語を「私たち」に変えることでまったく違う角度の発想ができるようになります。「そんなことで?」と思われるかもしれませんが、驚くべき変化が現れます。

このような独自コーチングメソッドで、コーチング経営、組織変革、次世代リーダー開発をクライアント企業と共創しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
弊社のオリジナルコーチングプログラムのエッセンスを簡単にご紹介させていただきました。
今後も、経営者の方やリーダーに役立つメッセージや組織変革、プロジェクトコーチングについてお伝えしていきます。

記事の著者

生嶋 幸子Sachiko Ikushima

  • ホールシステムコーチング®共同開発者
  • 国際コーチング連盟マスター認定コーチ(MCC)(関西女性初)
  • ホールシステムコーチング®認定プロフェッショナルコーチ

株式会社コーチ・アイエヌジー 代表取締役
自社開発したホールシステムコーチング®が2014年国際コーチング連盟(ICF:本部アメリカ)からコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)として日本で3社目に正式に認定される。2000年よりコーチとして活動。エグゼクティブコーチング、企業向けプロジェクトコーチング、コーチ養成スクールなどを中心に人と組織の変革を行う。
2017年国際コーチング連盟グローバル・カンファレンス(ワシントンD.C)でアジア人唯一のスピーカーを務める。